出生増加がニュースに

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2015.8.28

今年の上半期(1月~6月)での出生が、去年より増えたそうです。こんなのがニュースになるなんて、呆れた気持ちになりましたが、「人口減少が止まった」かもしれない嬉しいニュースなんです。

毎年人口が減ってきて、去年(2014年)は過去最低だったんですから、ニュースになるのは当たり前かもしれません。



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モリパパの団塊の世代はベビーブーム。
毎年260万人ほど出生していましたが、去年(2014)はとうとう100万人しか出生しなかったんですから将来恐るべしだったのです。

母に聞きました。戦後、若い男は何処にいるの?といった時代だったそうです。戦後は結婚ラッシュ、そして1947(s22)~1949(s24)年の3年間はベビーブームとなったのです。戦争という、狂気というか異常な時代が生んだベビーブームです。

そして戦争のない70年が過ぎた今。第2次ベビーブーム(1971〜74)以降、減少が止まりません。

「全ては人のためにある」これが基本ですから人口は大切です。
経済活動のために人口を見るべきじゃない。人のために経済を考えるべきです。人は往々に主客転倒して考えることがあります。戦争中は国体維持のために人口をみていました。そして人口を兵力としてみていたんです。今では、少子高齢化が進み生産年齢人口の減少が問題にされています。
今は経済(金)のことしか考えない時代です。人口問題も経済問題になってしまいます。主客転倒しています。

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高齢者になるモリパパが言うのもなんですが、幸福追求の結果として人口をみるべきです。
「豊かでこんなにも高齢者が多く住める国」を自慢できるようにしなくてはなりません。

 

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