
NHK白熱教室で紹介されていたKazuo Ishiguru氏は、イギリス人です。
日本人かと思いきや、5歳から英国に渡って、英国に帰化した方です。英国でベストセラー作家となって活躍しています。
この人もそうです。樫本 大進ベルリン・フィルの第1コンサートマスターです。
父の転勤先であったロンドンで生まれ
3歳からヴァイオリンを始めたそうです。そして5歳でNYに転居し、11歳の時リューベックに留学しています。
最近、日本で暮らさない日本人が増え、何人か分からないような人が周りに多くなってるような気がします。住んでいる所が何処であれ、日本人は海外ではチョット特徴的なんですがね。
モリパパの妹もニューカレドニア(NewCaledonia)に暮らして、もう30年近くになるでしょうか? 息子はドイツのハンブルクに住んでいて、もう10年以上になりますか。
そう言えば、国籍を二つ持っている方も多くなりました。出生地で国籍が決まる国が多いので、出生地の国籍と日本国籍です。
二つ国籍を持っているからといって、特に得にもなりません。結局は住むところの国籍を使うことになります。
昔は外国に行くには海を渡って行きましたが、今では船で渡航する人はいません。空の便を使うのが普通です。
空はつながっています。だから日本は海に囲まれた島国であることは昔話になってしまっているのです。なのに、海外と障壁があるように思っているのは、時代錯誤というものでしょう。
これからは、日本語でも「海外(Overseas)」ではなく「外国(Forign)」というべきです。
海に囲まれ、地続きの国境線を持たないことは、さほどの意味も持たない時代になりつつあります。
住む場所も自由化されてきています。22世紀の日本はどうなっていることでしょう。
もうすぐ地球規模で考えなくてはならない世紀がやって来ます。