「どうしてSpamメールが来るの?」一体全体SPAMって何なのさ!
何らかの方法で入手したメールアドレスに対して無差別に、本人に許諾を得ずに一方的に営利目的の広告メールを配信すること。 メールボックスの容量や回線資源を無駄遣いし、受信者に有無を言わさず選別・削除作業の負担を強いるため大変迷惑な行為だが、送信側は低コストで実行可能なため根強く行われている。
「SPAM」とは、Hormel Foods(ホーメルフーズ)社の味付け豚肉の缶詰の商品名のこと。イギリスのコメディー番組「Monty Python’s Flying Circus」(モンティ・パイソンの空飛ぶサーカス)の有名なコントに次のようなものがある。
レストランに夫婦が入ってきてメニューを選んでいると、近くに座っているバイキングの一団が「SPAM、SPAM、SPAM!」と大声で歌いだす。次第に店員も「SPAM」を連呼しだし、最初は嫌がっていた夫婦も最後には屈してSPAMを注文せざるを得なくなる、という筋書き。ほしくもないのに大量に送りつけられてくる広告メールから、このコントでしつこく連呼される「SPAM」を連想したのが由来と言われている。
Hormel社は同社の登録商標である「SPAM」(すべて大文字)とは区別して、迷惑メールのことはすべて小文字の「spam」と呼ぶよう自社サイトで呼びかけている。また、「SPAM」及び「spam」を商標の一部として使用したり、迷惑メールと関連付けて同社製品の写真を使用することは許容しないとしている。 ということだそうですが、これで分かります?
イヤ~ここまで読んで頂いて、そんな失礼な言い方はないですよね!SPAM表示が出たら、先ずInternet Security Softの仕業です。Canon IT Solutionsだとか、McAfeeだの、SymantecのNortoneだの、TRENDMICROだの、AVGだの、いっぱいあるソフトの判断に委ねられています。
あぁ!ソフトを購入したボクの意見は反映されないのですかね? Security Softさんが勝手に決めないでよ! でも実は、この設定がなかなか難しいのです。だから受信メールに[SPAM]とあっても気にしないことです。
WordPressでは、Akismet は最初からインストールされていますね。その理由は、WordPressにはコメント・スパムを受取拒否(ブロック)するような機能がデフォルトで付いていないからです。 そこで、WordPressを開発しているAutomattic社が提供しているプラグインで、かなりの確率でコメント・スパムを判定してくれて、SpamメールをSpamコーナーに入れてくれます。
日本では「Throws SPAM Away」というPluginがあって、海外コメントに対するスパム対策に使うプラグインだそうです。 福岡のGTI佐藤毅さんが開発してくれたそうです。
このプラグインについて、作者の佐藤さんに、Spam判定要件について質問したら
このプラグインは下記の要件を満たす場合にスパムとして扱います。 ・コメント欄が英字のみで書かれている場合 ・特定のIPアドレスからの投稿の場合 ・NGキーワードを使用している場合 いずれも設定によりその効力を緩和したり無効にしたりすることが可能です。 ただ、スパム投稿者は投稿出来てないと分かると何度かリトライしてくるものです。 そこで一定間隔に規定数スパムとして判定を受けたIPアドレスからの投稿は、その後更に一定間隔どんなにまともな投稿であってもスパムとして弾く機能を付けた
とのことでした。日本語ならではのスパム対策です。一度、試してみる価値ありますね。