今年3月広島平和記念公園へ訪問したとき、長崎平和公園にも訪問しようと誓って訪れた。長崎平和公園を訪問したのは初めてだ。

昭和20年(1945年)8月9日午前11時2分、たった30万の小都市・長崎に原爆が投下された。
死者7万3千人、傷者7万6千人。
原爆のこの悲惨を人類は断じて許してはならない。
まだ20歳にも満たない学生が見学に来ていた。多感な若い人たちに見ていただくのは大切だ。ぜひ多くの若い人に観てほしい。
長崎で生まれたイギリスのノーベル文学賞受賞作家 カズオ・イシグロの小説は世界に反響を呼んだ。
原爆投下後まもない長崎を舞台にした長編小説「遠い山なみの光」である。
最近、NHKで取り上げられて話題を呼んでいる。新しい訴え方がある。イシグロは言ってます「それは、戦争というのは映画やニュース映像で見るような巨大な出来事だけではないということです。むしろ、私の母のような人々のごく日常的な体験、日々の小さなこと、時にとてもつらいこと、そういったところに戦争の本質があるのだと学びました」
戦争は身近なところに潜んでいる。このことを忘れてはならないと思いつつ平和公園を後にしました。
原爆の惨禍を招いてはならない。
No More NAGASAKI(長崎)