人智及ばざるところ

時代の変わり目には、人智では図れない惨禍が不思議に起こるようなことあります。その時代に現れる権力者リーダーは、その時代を反映しているのでしょうか?

アメリカ大統領が就任した直後になにが起こったか?
2001年9月11日、旅客機が世界貿易センタービルへ突入したテロ事件が発生
2001年9月11日、旅客機が世界貿易センタービルへ突入したテロ事件が発生

第43代ブッシュは、2001年1月就任。
その年に9.11に同時多発テロが勃発しました。テロに対し ”悪の枢軸”と発言。

それからアフガン侵攻、イラク戦争へと突入し、米国の多くの青年が戦場で亡くなりました。

2009年1月15日、NCハドソン川に不時着したが、乗員・乗客155人、全員が無事に生還した。
2009年1月15日、NCハドソン川に不時着したが、乗員・乗客155人、全員が無事に生還した。

次の第44代オバマの就任は2009年1月。そのときハドソン川の奇跡が起こったのです。

オバマ大統領は、国民皆保険への努力、核廃絶のプラハ演説広島訪問、キューバと国交回復などのイメージで戦争の臭いがありません。だが来年2017年1月任期満了で退任します。
そして次期大統領は、どのような政権となるのでしょうか?政権交代時に災禍が起こらぬように祈っています。

目を転じて、日本での政治・経済ではどうだったんでしょうか?

「失われた3年」!?民主党政権時代に日本に起きたことという投稿がありました。2009年7月解散総選挙で、民主党は初めて政権交代を果たしました。華々しいデビューでしたが、鳩山由紀夫、菅直人、野田佳彦と3年間で3人も総理が交代し、迷走しました。

2011.3.11東日本大震災が発生。
2011.3.11東日本大震災が発生。

そして2011年3月11日午後2時46分のことでした。東日本大震災が発生したのです。
人智の及ばざることとは云え、この大惨事は、福島第一原発の事故まで引き起こしました。
なぜ、民主党政権の時代に、こんな大惨事が起きなければならなかったのか?人智の及ばざるところとしか言いようがないのです。

経済も同様です。日銀総裁の任期は5年と決まっていますから、2008.3月から、白川方明が総裁となりました。この時期は民主党政権下でした。いきなりリーマンショック(2008年9月15日)に見舞われ、”悲劇の総裁”としか言いようがありません。

2013.3月~ 黒田東彦の時代は、
2018.3月で黒田東彦総裁は任期終了となります。

次に、2013.3月から、黒田東彦が総裁就任しました。安倍政権の下、異次元金融緩和に突進しました。
でも、大山鳴動して鼠一匹です。任期は2018年3月までですから、あと1年半に迫り、手詰まり状態の日銀です。
大量に買った国債の残高は巨額に達しています。この異次元金融緩和の後始末を、誰が担うのでしょう?次期総裁までに、思わぬ経済ショックがないよう祈るしかありません。

時代は時々、失敗します。

失敗した当事者の権力者リーダーが、尻拭いした歴史はありません。必ず後継の権力者リーダーに代わったあとの問題になり、否定されたり根こそぎ覆されたりします。歴史はこうして新時代を迎えてきました。

その時代の権力者リーダー個人が悪いのではありません。その人を権力者リーダーにした、時勢というか世相に原因があるのではないでしょうか?
いつの時代も混迷が災禍を招き、無責任な世相に惨禍が巻き起こるような気がしてならないのです。
故事にも「雨の猛きを見て竜の大なるを知り、華の盛なるを見て池の深きことを知る」とあります。人智の及ばざるところ、計り知ることができないところがあります。

今は民主主義の時代ですから、新時代をどう創るかは、選挙で一票を投じた我々の責任です。人智に及ばざる惨禍を招かないように、見識豊かに、賢明な選択をしなくてはなりません。

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