公明党は去る11月17日、結党50周年を迎えました。
人で言えば「五十にして天命を知る」ときで、
安定し成熟した政党です。2,3年で結党解散を繰り返すような党とは訳が違います。
中国とのパイプ(2013.1)

2013年1月党代表の山口が中国訪問しました。中国と公明党は深い友好の歴史を持っています。
日中友好の架け橋を作ってから40年です。再び日中国交を正常化するには、公明党にしか期待できないではありませんか。
秘密保護法(2013.12)

国際基準の法整備の名の下に秘密保護法が制定されたが、公明党は当初から国民の“知る権利”や“取材の自由”を主張していました。
国家の秘密を、防衛,外交,スパイ,テロの4つに限定させたのも公明の成果です。
自民の右傾化に歯止めをかけました。
集団的自衛権(2014.7~10)

内容で決着し、自民が国連の集団安全保障を取り上げたのはムチャクチャでありました。
安倍首相のトラウマと公明党のレーゾン・デートルを懸けてのぶつかり合い(ガチ勝負)だった訳ですが、公明党は最後まで主張を貫き通した。
かくて平和の党=公明党によって、”1972年見解”と合わせて、
”2014年新3要件”が、平和憲法の必要十分条件として語り継がれ、後世に確かな遺産を残す結果となった。
アベノミクス(2013~進行中)

アベノミクスは日銀人事から始まった。白川から黒田に変わった途端、金融緩和が始り市場に円がジャブジャブに出回り、国債を大量買い付けた。政府と日銀でできる第1第2の矢までは一定の成果はあった。でもこれ以上は怪しい。そして数年の余裕しか無い問題が山積している。
いま時代が求めているのは、デフレからの脱却という単純な目標ではない。マネー資本主義からの脱却を考える時代に入ってきていると思うんですね。
自由経済の名の下に、買いあさり売り浴びせるマネーによって、バーツもウォンも餌食になるようなマネー資本主義を許してはいけないんです。バブルの生成と崩壊を繰り返してはなりません。リーマン・ショックを繰り返してはなりません。そう言った資本主義から脱却するには、賢明な庶民の圧力しかないのです。
大富豪も1票、貧者も1票です。民衆・庶民の力、民主主義、政治による圧力以外にないかも知れません。
弱肉強食の「排除する経済システム」ではなく、「認め合う経済システム」を作る必要性を時代は求めています。
経済の目的も「それが庶民のためになるか?」という一点にあると思います。その枠組を作るには政治しかありません。どんな政策にも、その原点となる行動規範がどういったものか?が、重要なのです。
今回の軽減税率の導入も、庶民にとって生活必需品から税をむしりとってはいけない。「それが庶民のためになるか?」という
一点であります。徴税と福祉のバランス感覚は庶民の中に正解があります。
こうしてみると、投じるなら公明党でしょ!
与党の中にあって、公明党の存在意義は大きかった。右傾化する安倍自民党に対し、唯一左翼として機能してきたんです。
そして「それが庶民のためになるか?」とういう行動規範を崩さない政策から来たものなんです。