小椋佳のNew Year Concert

近くのオーチャードホールでの”小椋佳のNew Year Concert”へ行ってきました。歌手でもない小椋佳だけならつまらないのですが、東フィルも参加するとのことで、どんなコンサートなのか興味があって友達と一緒に行ってきました。

ご存知の通り、小椋佳は東大法学部卒業後、日本勧業銀行(現みずほ銀行)に入行。49歳で退職し、東大哲学専攻に再入学した経歴を持っています。
31歳の時「シクラメンのかおり」でレコード大賞を受賞し作詞作曲家としてデビューしましたが、銀行に勤務しながら作詞作曲を続けました。当人いわく「恵まれた人生を送ることができた」訳です。

コンサート第2部の「お話し」は、東フィルをバックに語りと歌を混ぜた物語り風「お話し」で、ユニークなものでした。
オペラやオペレッタのように大きなしぐさもなく、声量もない歌い方ですが、いかにも日本的なきめ細やかな心情をつたえる「お話し」になっていました。

こんな形で日本的なオペレッタが、いくつも出来ないものかと思いながら聞き入りました。

気がつけば3時間に及ぶコンサートが、あっという間に過ぎてました。コンサートでなければ味わえない「♪~ものですね」

もう一つ気づいたことがあります。聴衆の平均年齢も大凡おおよそ70才位でしょうか?他人ひとのことは言えませんが、モリパパも含め足元あしもとのおぼつかない方が大勢おおぜい 来られてました。

あゝ、この人達も若かりし頃、全学連だの学生運動に参加して、体制の構図に棹さしてきた人たちなのかも知れません。そして社会に出て、その立場で精一杯の仕事をして、人前ではそれなりの講釈を言ってる人物かも知れません。今は高齢となり、小椋佳を懐かしく思ってコンサートに足を運んできたのでしょう。

小椋佳自身も「あと10日で75才後期高齢者になる」とおっしゃってましたが、よくもこんなワンマンショーのようなコンサートができるものだと、ひたすら感心しました。
「好きこそものの上手」ということわざがありますが、好きでなければできない「♪~ものですね」
新年早々、おもしろいコンサートを聴かせてもらいました。

 

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