ドイツ・ハンブルク(Elpi)旅行(その2)

ドイツ旅行でオーケストラを聞きたいと、息子に頼んでおいた。ハンブルクでのオーケストラを聞きに行くことができた。

新コンサート・ホールがハンブルクにできた。Elb Philharmony Saal というオーケストラ・ホールで、巨費をかけ色々問題が起こって、やっと7年遅れて2017年完成したそうだ。

エルプ(Elb)とはエルベ川のほとりにあるからです。

そうめんガラス張りの上部階がコンサート・ホールです。

このコンサートホールにハンブルク市は 7.89億€(1,262億円)かけたというから、市民も黙っていなかったのでしょう。

でもクラシック音楽に対するドイツの情熱を感じさせます。

そして、ここハンブルクは、楽聖 ブラームスの出生地です。

主演目はベートーベンの交響曲2番を聞きました。指揮者は日系アメリカ人3世の Kent NAGANO でした。
席は15Rで正面の右中段当たりでしたが音響は素晴らしく、臨場感あふれる演奏で、暫しベートーベン交響曲2番の演奏に酔いしれました。

惜しかったのは、各楽章が終わると誰かが拍手をして、それにつられて拍手する人が居たことです。特に第3楽章から第4楽章に移るクライマックスでの拍手は指揮者を戸惑わせたほどです。
ドイツにも程度悪い奴がいるんですね。

コンサートが終わったのは13:00でした。ドイツではアンコールは殆無く、拍手のあと皆さん静かに退席していきます。

初めてドイツで正規のコンサートを聞きました。それも有名なコンサート・ホール(愛称;Elpi)で聞きました。思い出に残るコンサートになりました。

 

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