主題のないモノクローム

この記事は3年以上前に投稿された古いものです。

写真の中で主張するものを「主題」 Photo subjectといいます。モノクロームで写真を撮ると、あまり主題を主張しなくなります。

色がないモノクローム写真は、テクスチャー Photo textureを表現していると言われます。テクスチャーとは「質感」のことです。「ザラザラ」「ぷにゅぷにゅ」「さらさら」「シルキー」といった感じを言うのだそうです。

Lumix GX7のフォトスタイル(ピクチャーモード)には、モノクロームに3っのスタイルがあります。カタログに、質感まで鮮鋭に描き出す、階調豊かな「L.モノクローム」と歌うだけのことはあります。

LモノクロームのLはライカLeicaのLです。LモノクロームDはもちろんDynamicのDで粒状を強調したフォト スタイルです。
各スタイルごとに、コントラスト、シャープネス、ノイズリダクション、色調、フィルター効果、粒状など細かく指定できます。

好きなスタイルは、Lモノクロームで、粒状OFFのしっとりしたシルキー感、黄色フィルターで空の輝を増すスタイルです。
撮影は、目黒区駒場の5月早朝に撮ったストリートスナップです。

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まだ、コロナ災禍の真っ最中で緊急事態宣言が出てるので、カメラを持って外出することができません。
この写真は、早朝6時ころ新聞配達をしながら撮ったものです。自粛でも撮影に出かけたい、ささやかな気持ちをお察しください。

 

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