2026-08-01

Japanism

「夏草の賦」を読んで

今年の夏は北海道らしくなく天気が悪い。長雨が続いて肌寒く鬱陶しく、気が滅入るような日々が続いている。外出できないので読書で時間をつぶしている。司馬遼太郎の「夏草の賦ふ」を読んだ。司馬45~46才の若い頃の作品である。土佐の長宗我部元親ちょうそかべ もとちかの生涯を描いた物語である。上巻は元親が四国統一の覇権を握るまでを描き、下巻は秀吉の軍門に下り、衰退していく姿を描いている。土佐の「一領具足いちり...