恵庭市の北に島松がある。JR島松駅から一本の道路が伸びるだけの小さな町です。ここでしままつ鳴子まつりが開催された。
札幌のYOSAKOI祭りの二番煎じではあるが、小さな小さな島松の町だからしままつ鳴子まつりは盛り上がりに盛り上がった。
そもそも札幌ヨサコイ祭りのルールは、①手に鳴子を持って踊ること、②曲にソーラン節のフレーズを入れることのたった2つだそうです。衣装も自由、曲まわしも自由ですから、凝りに凝って独自の振り付けで楽しみます。
こりゃ、札幌オリジナルのお祭りを超えているんじゃないかな?
耳も劈くような大音響。踊る方も笑顔が絶えない。青年のものすごい熱気。飛び跳ね駆け回る。掛け声をかけてパッと衣装替え。
大旗を巧みに振って走り回る。観る方もビール片手に大声援。
こりゃ北海道オリジナルのヨサコイまつりです。最後殿は北大のメンバーが躍り出た。そしてフィナレーを飾る、お馴染みの衣装を脱ぎ捨て、天高く舞い上げて、アカフンで踊りだした。
もうこりゃ大変です。北大生がアカフンで踊り狂います。小さな島松の町は大騒ぎで、若い人じゃないと出来ない狂い踊りです。
そして踊り手は誰も楽しそうに、叫び、笑い、大声を揚げてる。
北海道でしか見られない、すごいエネルギッシュな夏祭りです。