ゲマインシャフト(Gemeinschaft)

ドイツ語には、ゲゼルシャフトGesellschaft(会社、利益社会)のほかに、共同体,共同社会を意味するゲマインシャフトGemeinschaftという語彙があります。

ゲマインシャフトは、会社での人間関係とは異なるつながりです。価値を交換し合うつながりで、自分資本をもとに人が困っている点を支える人間関係です。
一方的で、頼ったり甘えたりする仲ではありません。お互い高め合う仲です。そういったゲマインシャフトでは自分資本が大切になります。自己資本ではありません、自分資本です。

ゲマインシャフト-ゲゼルシャフト二分法は、フェルナンド・テンニース(Ferdinand Tönnies)によって唱えられました。
ゲマインシャフトとゲゼルシャフトの二分法は、スペクトルのいずれかの側の反対概念であることを意味し、相対した重要な役割を果たしていて、双方不可分であるとされる理論です。あたかも、男性と女性、子供と大人の二分法の如き関係が、そこにあります。

ゲマインシャフト(Gemeinschaft)は、英語のCommunityとも違います。フェルナンド・テンニースは、近隣、教会、共同、社交と言ってますが、言ってみれば創価学会の組織のようなものかも知れません。創価学会がゲマインシャフトなら、ゲゼルシャフトは公明党です。

創価学会の活動は座談会が中心です。今や座談会は世界的な共通語になりかけていいます。今月の座談会での拝読御書は、檀越某御返事でした。

御みやづかいを法華経とをぼしめせ、「一切世間の治生産業は皆実相と相違背せず」とは此れなり  御書1,295ページ  檀越某御返事

「信心即生活」、「仏法即社会」の実践に徹し抜き、「今いる場所」で断じて勝利する。これが創価学会の真骨頂です。

フェルナンド・テンニエスが、創価学会の活動を見たら、さぞかし驚くことでしょう。「これぞ素晴らしいゲマインシャフト(Gemeinschaft)です」と。