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宮島沼のマガン(春)

マガンのワタリは3月下旬から始まりました。5月初旬まで続くそうです。宮島沼の4月はマガンのワタリの季節です。

11月22日 静かな宮島沼の風景

昨年11月下旬に宮島沼を訪れたとき湖面には、カルガモ、マガモ、ヒドリカモがいただけで静かな風景でした。

ところが、マガンが春のワタリを始めると、湖面は急に賑わってきます。

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ガァガァと鳴きながら飛ぶからうるく、湖面はにぎやかになってきます。マガンの多くは秋(9月下旬~)に宮城県登米市の伊豆沼や蕪栗沼へ南下し、翌年春(3月上旬~)に北上します。

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その通り道に宮島沼があります。宮島沼は秋と春の2回 にぎいます。宮島沼は湖面だけでなく上空もにぎやかです。

今、春の渡りが続いています。目指すはシベリアのハルチンスコエ湖かアナディルか?これから3,000Kmの旅が待っています。

さあ「春の旅立ち」です。体力を整えて何日も飛び続けます。

 

みちのく三大桜の旅

旅行社のツアーに参加した。ツアーの名前が「みちのく三大桜」みちのく三大桜は「角館かくのだて武家屋敷の桜」「弘前ひろさき城の桜」そして、盛岡市内の「石割桜いしわりざくら」だそうです。

この写真は拝借したもの

「石割桜」は盛岡裁判所の敷地内にある巨大な花崗岩の狭い割れ目から突き出た一本の老桜です。

こればかりは一見して終わるので、バスから眺めて終わり。というわけで、みちのく二大桜の旅となりました。

苫小牧港から夜行フェリーで秋田港へ着き、バスで角館かくのだて武家屋敷へ、翌日弘前城の桜を見物して参りました。フェリー泊を含めて二泊三日のツアーでありました。

角館の武家屋敷の桜は枝垂れ桜

枝垂れ桜が主体だから、どこか武家屋敷らしい佇まいを感じる。

枝垂れ桜は武家屋敷に似合う。それでも八重の枝垂れ桜はあでやかに咲いていた。

桧木内川のソメイヨシノ

川堤に植えられたいて、武家屋敷から歩いて見物ができる。質素な武家屋敷の枝垂れ桜とは違って華やいだ感じになります。

北上展勝地てんしょうち

あまり聞き慣れないが、北上川の桜名所らしい。ソメイヨシノの古木が続いていた。

盛岡 高松公園

高松公園には人造湖があって、その周辺に桜が植えられている。盛岡市内では桜の景勝地なのだろう。

弘前城と桜

青森のヒ素崎公園の桜は、弘前城の中にあり有名な観桜地です。
ちょうど土曜日で人出は最高。バスも車の渋滞に巻き込まれ簡単には駐車場にたどり着けないほどでした。

弘前城は大勢の人で賑わっていました。それでも弘前城の桜は圧巻です。一度は桜の時期に来ることをお勧めします。(いい時期に来られて幸せでした)

最後に 鶴の舞公園

観光協会が力を入れています。新たな観光地を作るまでには並大抵な努力ではできないでしょう。でも頑張ってほしい。

現代版、太鼓橋をヒバで作っています。動物園のように、鶴を飼ってます。りんごの産地としても有名です。そして桜も・・・

旅行社のツアーは元気な高齢者の娯楽旅です。日本人は時間に追われて育ってるからか?次から次と観光地を巡ることになります

一寸ハードスケジュールだった。新しい場所について知らぬままに、メリーゴーランドのように駆け抜けるようなツアー旅でした

今回の桜の旅は時期を選んだとは言え、満開の桜を満喫することができました。中でも「弘前城の桜」は圧巻でした
さて、北海道はこれから桜の季節です。何処に行こうかしら?

北海道の水芭蕉

水芭蕉(ミズバショウ)の花言葉は「美しい思い出」です。 尾瀬に咲く水芭蕉やその情景を思い出します。でも、ここ北海道では湿地なら何処でも観られる水芭蕉です。

新千歳空港に近くの富岡ミズバショウ園(安平町)を尋ねてみました。谷地田のような湿地にミズバショウが群生していました。

富岡ミズバショウ園(安平町)の全景

ミズバショウの他にアズマイチゲも花期を迎え咲いてました。

なんてまことしやかな解説がありました。ともあれ北海道では珍しくもない蛇の枕ヘビノマクラです。

水芭蕉はもう暫く5月上旬まで咲いているようです。  北海道の人には蛇の枕ヘビノマクラ。内地の人は「美しい思い出」の水芭蕉です。

 

初めての稚内

旅は非日常の楽しさと言われるが、初めて訪れる旅は更に印象深く、思い出も楽しいものになります。

今回初めて北海道最北端の稚内に行ってきました。人口はここ数年さらに減って3万3千人になってしまったが、この地域ではそれでも中心都市です。

札幌から高速バス往復の旅で12,200円、片道5時間半の旅です。一泊二日の短期旅行でも、稚内周辺を回るにはレンタカーは必須です。(北海道は広いからレンタカー必須です)

先ずは防波堤ドームを見に行った。
防波堤なのか?モニュメントなのか?なかなか味なことをするもんだ。
更にノシャップ岬まで行ってみた。

 

根室の東端は納沙布岬だが、こちらはカタカナのノシャップ岬です。でも語源(アイヌ語)は同じなのかも知れない。

シーズンオフなので人気ひとけはなく、緑野も枯野となってます。

空港近くの大沼に野鳥観察館があるというので、行ってみました。

ここでは白鳥に餌付けをしているようで観察館の前だけに、オオハクチョウやオナガガモ、ヒドリガモのなどが集まっていました。
北海道では珍しくも無い湖沼の鳥達です

観光化すなわち世俗化した野鳥公園ですが、野鳥マニアでなければ楽しめるところでしょう。秋の渡りの季節は1万羽の鳥が来るそうです。

間宮林蔵はここから船出した

稚内の最北端、宗谷岬へも行ってみました。ここは間宮林蔵がサハリンへ冒険に出た地です。石碑が立っていました。

観光地の宗谷岬はその先です。

この日、海は猛烈な風でした。立っていられないほどの風に防波堤にしがみついているウミガラスを見つけました。

さて、翌日は猿払さるふつまで足をのばし、ホタテを試食することにしました。道の駅 さるふつ公園にはホテルやキャンプ場、パークゴルフ場などがあり、まるごと館(小松水産)では試食やお土産を買い求めることが出来ます。

ここで食べたホタテの刺し身[活き造り]は本当に美味しかった

猿払は世界一のホタテ生産地です。以前TVで見たことがありますがホタテ養殖の計画生産に成功し、資源を枯渇することなく順調に生産しつづけるようになったとか。

ホタテ生産は中国から輸入拒絶で痛手を被ったとのニュース。
さぞや大変だったことだろうと思いきや、他の国へ輸出は順調なようです。
ホタテの猿払の街は国道238号線に新しい家々が軒を並べています。俗にホタテ御殿という記事をみたが、逆に漁業に成功した姿にエールを送りたい。

稚内の旅の最後に利尻富士と夕日を載せて旅の記念にします。

夕日が丘パーキングから見た利尻富士(左)と夕日です。

 

 

残雪の季節に

春まだ浅い残雪に季節に、北海道にやってくる渡り鳥がいます。白鳥と雁です。
昨年秋まだ雪が降る前に北から南へ渡り、翌年まだ残雪の季節に南から北へ渡っていきます。

湖面に満月が映り込み、白鳥と雁が湖面に佇んでました。(2024年3月27日)

渡りの往路と帰路は同じコースを辿るのでしょうか?コースは同じでも環境は随分違うはずです。
南下する時は雪は無いので幼鳥も苦労なく飛べるのでしょうが、春になり北上する時は、雪に覆われた湖沼を避けわずかに空いた水辺を探しながら飛ばなくてはなりません。

早朝、雁が一斉に飛び立っていきました。(2024年3月27日 am5:10)

北海道の季節の変化は速い。残雪は見る見るうちに解けはじめます。湖面が解けて雪から水面に変わるのを待っていたかのように白鳥や雁の渡りが始まります。そして次から次へ渡りが始まっていきます。

白鳥や雁の渡りの後に続く鴨は、残雪が解けた頃に渡りを始めるから水辺を探す苦労は少ないでしょう。

雪が解けた農耕地でエサをついばむため、白鳥も早朝に飛び立ちました。

毎年繰り返される、白鳥や雁の渡りの時期は、残雪の季節です。

北海道の残雪の季節はまもなく終わり、一気に春を迎えます。